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環境構築から”hello world”実行まで

OpenCOBOLの導入から、テストプログラムの"hello world"実行までを行います。



環境構築


Cygwinをインストール

Unixライクなコマンド画面を使用する為にCygwinをインストールします。
私はリンク先を参考にしました。是非こちらをご覧ください。
クリックしてリンク先へ

OpenCOBOLをインストール

こちらがOpenCOBOLのコンパイラーです。こちらも同じページを参考にしました(Cygwinの説明の下)。 → クリックしてリンク先へ



”hello world”を作成する


各ユーザID毎にソースライブラリ(フォルダ)を作成する

フォルダの作成場所と名前は以下の通り。
→ C:/cygwin/home/各ユーザID/cobol

ソースを記述する

ファイルの作成場所と名前は以下の通り。
→ C:/cygwin/home/各ユーザID/cobol/hello.cob

       IDENTIFICATION DIVISION.
       PROGRAM-ID. HELLO.
       AUTHOR.     SUZUKI JIRO.
       ENVIRONMENT DIVISION.
       PROCEDURE DIVISION.
       MAIN SECTION.
         DISPLAY "HELLO WORLD".
         STOP RUN.


コンパイルする

Cygwinを起動して、以降の手順を実行する。

  1. 作業ディレクトリを確認する。C:/cygwin/home/各ユーザID で起動していればOK。
    実行するコマンドは
    pwd

  2. ディレクトリを作業ディレクトリに移動する。実行するコマンドは
    cd ./cobol

  3. コンパイルする。実行するコマンドは
    cobc -x hello.cob (-I /home/各ユーザID/copy)
    (カッコ内はコピー句を使用する場合のコピーライブラリ指定)
    (ロードモジュールは作業ディレクトリ内に作成される)

  4. プログラムを実行する。実行するコマンドは
    ./hello

  5. 補足
    動的リンクモジュール(サブプロ)を作成する場合のコマンドは以下の通り。
    cobc -m プログラムID.cob -I /home/各ユーザID/copy