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グラフィック描画の碁盤を提供するクラス



仕様を確認する

このクラスは、グラフィック描画の碁盤を提供します。
IgoPanel クラスを継承し、ここでメソッドの処理を実装します
碁盤と碁石は png 形式の画像ファイルを使用し、最終手用の目印は gif 形式の画像ファイルを使用します。
画像ファイルを使用している、という点がこの碁盤用クラスの特徴です。


コーディングする

クリックしてソース IgoGraphicPanel.java を表示

[コンストラクタ]

  1. 石が置かれていない碁盤のインスタンスを生成します。

[実装するメソッド]

  1. パラメータとして「保護対象の Graphics オブジェクト」を受け取り、グラフィック描画の碁盤を描画します。
  2. パラメータとして「碁盤データ」を受け取り、碁盤を更新します。
  3. パラメータとして「コントローラー」を受け取り、インスタンス内にコントローラーを設定します。

[参考情報]

  1. クリックして Javadoc を表示
  2. テストプログラム TestIgoGraphicPanel.java
  3. クリックして碁盤の画像 碁盤.png を表示
  4. クリックして黒石の画像 黒石.png を表示
  5. クリックして白石の画像 白石.png を表示
  6. クリックして最終手の目印の画像 最終手.gif を表示
  7. 画像を使用したい場合、画像を表示したのち、画像の上で右クリックして、名前を付けて保存してください。


注意点

スーパークラスである IgoPanel クラスのメソッドを、ここでオーバーライド(上書き)し、実際の処理を実装しています。
また、盤面更新のために呼ばれた repaint() の時に実施する描画処理を実行します。
碁盤周辺がクリックされた場合、それが盤上であれば、石を置いたものと解釈し、着点である行番号と列番号を、コントローラーに返します。

ちなみに画像について。碁盤は、木目に見える小さな画像を繰り返して大きくして、線を描き加えて作りました。碁石は、私物の碁石をデジカメで撮り、碁石以外の部分を透過にしました。