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手順情報を変換するクラス



仕様を確認する

このクラスは、手順情報を変換します。
SGF形式の着点情報は B[pd] のように、石の色(B or W)、列番号(A〜S)、行番号(A〜S)で一手を表します。
一方、この囲碁Viewer内では、石の色(1 or 2)、行番号(0〜18)、列番号(0〜18)で一手を表します。
そこで、この両形式間の変換を、このクラスで行います。
なお、「パス」の着点座標はSGF形式で [tt] ですが、囲碁Viewer内では -1,-1 として扱います。


コーディングする

クリックしてソース IntOrder.html.java を表示

[コンストラクタ]

  1. 手順が空のインスタンスを生成します。

[実装するメソッド]

  1. パラメータとして「SGF形式の手順データ(実戦手順のみ)」を受け取り、
    戻り値として「OrderOfMovesクラス形式の手順」を返します。
  2. パラメータとして「OrderOfMovesクラス形式の手順」を受け取り、
    戻り値として「SGF形式の手順データ」を返します。

[参考情報]

  1. クリックして Javadoc を表示
  2. テストプログラム TestIntOrder.java


注意点

SGF形式の着点情報が列行の順番になっていることに注意が必要です。座標の原点が碁盤の左上になり、「右に何列、下に何行」という読み方をします。列行というと違和感がありますが、テレビの早碁などでの読み上げ方を思い出すと、「ああ、あのことか…」という気分になり、違和感がなくなるような気もします。