[ CUBE 目次 ]

8の字

手順を見つけるまで苦労しました。
「8の字」が1色になっていないので、命名が強引かとも思いましたが、ご容赦ください。


全6面を確認する

4箇所のコーナーキューブを回転させて作成します。
5色の虹とは兄弟関係になります。
1面 2面 3面 4面 5面 6面

コーナーキューブを中心にすると、こんなカンジに見えます。
アングル1 アングル2



作成のコツ

以下が手順です。写真をクリックすると、拡大した写真が表示されます。
段階1
A・B・C の三個のコーナーキューブを、そのままの位置で回します。
段階2
A・C・D の三個のコーナーキューブを、そのままの位置で回します。
A・C が白に戻る方向へ回すのが肝です。
段階3
センター白の面は、2個のコーナーキューブが回転しました。
今度は、下段のコーナーキューブを回します。E・F・G (G は、隠れているコーナーキューブのこと)を、そのままの位置で回します。
段階4
E・G・H (G は、隠れているコーナーキューブのこと)を、そのままの位置で回します。
E・G の底面が青に戻る方向に回すのが肝です。
段階5
これで、上面・底面ともに、2個のコーナーキューブが回転した状態になりました。
私は「ねじれの位置のコーナーキューブを回す」と覚えています。

黒丸のように、ずれてしまったサブキューブを元の位置に戻します。
段階6
4個のコーナーキューブ以外は、6面完成状態に戻りました。

ここから、2種類の手順を紹介します。
最初の手順は、私にとってわかりやすい方法です。
2個目の手順は、L字の応用です。

管理人にとっての簡便法
L字の応用 サブキューブ回し入れ替えの連続法

管理人にとっての簡便法
段階7
アングルをかえました。 なぜ、このオレンジの面を選ぶのか。それは、回転しているコーナーキューブの色が対面色の組合せ(今回で言えば緑と黄)になっているからです。側面の4面は、全て対面色の組合せになっていません。これは重要なポイントです。

上面のサブキューブ4個(黒丸の部分)を裏返します。
段階8
裏返しました。「サブキューブを裏返す」のページに手順を紹介していますので、そちらもご覧ください。
段階9
アングルをかえました。オレンジの対面、赤の面です。この面も、回転しているコーナーキューブの色が対面色の組合せ(今回で言えば白と青)になっています。

サブキューブ4個(黒丸の部分)を裏返します。
段階10
裏返しました。(手順は「サブキューブを裏返す」を参照)
次に黒丸の2個を入れ替えるつもりですが、その前に、矢印の通り、90度回転します。そうすることで、センター赤の面が一度に8の字になります。
段階11
矢印の通り、サブキューブを入れ替えます。
段階12
入れ替えました。
90度回していた部分を元に戻します。
段階13
センター赤の面が8の字になりました。
段階14
アングルをかえました。赤の対面、オレンジの面です。
ここでも、黒丸の2個を入れ替えるつもりですが、その前に、矢印の通り、90度回転します。そうすることで、センターオレンジの面が一度に8の字になります。
段階15
矢印の通り、サブキューブを入れ替えます。
段階16
入れ替えました。
90度回していた部分を元に戻します。
段階17
センターオレンジの面が8の字になりました。
次に、黒丸の2個を入れ替えるつもりですが、その前に、矢印の通り、下段を90度回転します。そうすることで、センター赤の面のサブキューブ入れ替えも同時に行います。
段階18
矢印の通り、サブキューブを入れ替えます。
段階19
入れ替えました。
90度回していた部分を元に戻します。
段階20
センター緑の面が8の字になりました。
段階21
アングルをかえました。センターオレンジの面ではありますが、奥にあった黄のコーナーキューブを手前にしました。

黒丸の2個を入れ替えるつもりですが、その前に、矢印の通り、下段を90度回転します。そうすることで、センター赤の面のサブキューブ入れ替えも同時に行います。
段階22
矢印の通り、サブキューブを入れ替えます。
段階23
入れ替えました。
90度回していた部分を元に戻します。
段階24
完成しました。
こちらから見える3面が、全て8の字になっています。
段階25
裏側のアングルから。こちらも、全て8の字になっています。


L字の応用 「サブキューブ回し入れ替え」の連続法
段階26
こちらの方法でも、オレンジの面を基準にして手順を開始します。理由は上記と同じです。
まず、矢印の通り、2組のサブキューブを入れ替えます。その際、対面のサブキューブ(黒丸の部分など)も都合よく入れ替えます。このあたり、側面や下段を90度回してからサブキューブを入れ替える、上記で紹介した方法を参考にしてください。
段階27 段階28
入れ替えました。
オレンジの面のサブキューブ4個が全て移動しています。
段階29 段階30
アングルをかえました。オレンジの対面、赤の面です。サブキューブ4個が移動しています。
段階31 段階32
アングルをオレンジの面に戻しました。

矢印のサブキューブ入れ替えを、同時に行います。
段階33 段階34
入れ替えました。
上面が8の字に近付きました。
段階35 段階36
アングルをかえました。オレンジの対面、赤の面です。

矢印のサブキューブ入れ替えを、同時に行います。
段階37 段階38
入れ替えました。
上面が8の字に近付きました。
段階39 段階40
アングルをオレンジの面に戻しました。

矢印のサブキューブ入れ替えを、同時に行います。
段階41 段階42
入れ替えました。
オレンジの面が8の字になりました。
段階43 段階44
アングルをかえました。オレンジの対面、赤の面です。

矢印のサブキューブ入れ替えを、同時に行います。
段階45 段階46
入れ替えました。
赤の面が8の字になりました。
段階47 段階48
アングルをかえました。オレンジの面と赤の面のサブキューブを同時に移動するからです。

矢印のサブキューブ入れ替えを、同時に行います。
段階49 段階50
入れ替えました。
センター黄の側面が、8の字になりました。
段階51 段階52
アングルをかえました。

矢印のサブキューブ入れ替えを、同時に行います。
段階53 段階54
8の字が完成しました。

(補足)
私が最初の手順を採用する理由は、自分にとってなじみのテクニック(サブキューブの裏返し)を使い、わかりやすいからです。また、2個目の方法は、アングルをかえてキューブを動かす機会が多く、途中で訳がわからなくなることもしばしばだから、ということもあります。

結局、自分にとってわかりやすい手順を採用するのが、習得の早道です。加えて、経験からいうと、自分で強引に手順を編み出すのも、案外効果的な習得法だったりします。
L字の手順を習得している人には、2個目のほうがお勧めかもしれません。このあたりは、いろいろためしてみてください。